風俗プレイ図鑑、今回のテーマは『セックスレスの定義とは？』です。

いつの間にか「セックスレス」という言葉が定着し、今や雑誌媒体はもちろん、テレビでも特集されるようになりました。もはや隠さなくてはならない恥ずかしいことというよりは、社会現象、社会問題という認識になっています。
ではこのセックスレスですが、どのような状態のことをセックスレスというのでしょうか？

セックスレスの定義は明確に決められている！

実はセックスレスの定義というのは明確に決められているのをご存知ですか？
日本性科学会が1994年に定義したところによると、
「セックスレスとは、特別な事情がないにもかかわらず、カップルの合意した性交あるいはセクシュアル・コンタクトが1ヶ月以上ないこと」
のことを指します。ここでいう「セクシャル・コンタクト」というのは挿入だけではなく、キス、ペッティング、裸でのベッドインも含みます。
この状態が長引きそうであればセックスレスとなりますが、もしたまたま1ヶ月期間が空いただけで、数日後にセックスをする予定があるのであれば、セックスレスとはなりません。

一般的なセックスレスの認識とは

しかし、日本性科学会によるセックスレスの定義と、一般的なセックスレスの認識にはズレがあります。日本性科学会では1ヶ月と定義されていますが、一般的には「1ヶ月なんて短い。セックスレスではない」と感じるようで、3ヶ月〜半年ほど挿入を伴ったセックスがない場合にようやく、「・・・セックスレスかも」という認識となるようです。場合によっては1年以上セックスがない場合に「セックスレスだ」と感じる方もいるようで、感じ方は千差万別というところでしょうか。

日本人夫婦のセックス回数とは

少し前のデータになりますが、2006年に製薬メーカーが夫婦の性生活による調査を行いました。これによると、「配偶者とどのくらいのセックスをするか」という問いに対し、夫婦の年間平均セックス回数は17回という結果が出ました。1年は12回ですから、平均値を見ると1ヶ月に1度以上をギリギリ満たしているということになります。
しかし配偶者とのセックス頻度の細かい結果を見ると、「セックスする人」「セックスしない人」の二極化がうかがえます。

一年以上していない　33.9％
1ヶ月に1度　　　15.6％
2週間に1度　　　12.8％
半年に1度　　　10.2％
3ヶ月に1度　　　10.2％
1週間に1度　　10.1％
1年に1度　　3.4％
3日に1度　　3.4％
毎日　　0.5％

このように二極化しているため、平均値としては17回になりましたが、1年以上していない夫婦が最も多い結果となっています。

いかがでしたか？
セックスレスはそのものが離婚原因と認められる場合もあります。
日々疲れていたり、マンネリが否めないという気持ちも理解できますが、今一度、パートナーとの性生活を見直して、楽しいセックスライフを送ってみてはいかがでしょうか？