風俗プレイ図鑑、今回のテーマは『男性がセックスでイケない悩みが増加中』です。

今も昔も男女問わずで、性に関して様々な悩みがあります。テクニックのことから身体の悩みまで多種多様です。そんな中で男性に多い悩みが「セックスでイクことができない」ということです。これはどういうことなのでしょうか？

膣内射精障害とは？

つまり、「オナニーでは射精できるが、女性の膣内やフェラチオでは射精できない。それどころか勃起すらしない」という状態のことをいいます。これを「膣内射精障害」といいます。膣内射精障害には「勃起するがセックスでは射精ができない」という状態のことも含みます。性交時に男性が射精するメカニズムは、膣に挿入したペニスに膣による圧力がかかり、そのままピストン運動をすることで、陰茎や亀頭を始めとする性的に敏感部分に刺激が加わることによってオルガズムへ導かれ、射精へと至ります。しかし、この一連の流れでも射精ができない、もしくは勃起が出来ない男性が増えているのです。

原因は？

様々な要因が考えられますが、最も多い原因が強いオナニーのしすぎと言われています。男性のオナニーで最もポピュラーなものが手を使って行うオナニーですが、手でペニスを強く握るオナニーを長い期間続けると、女性の膣圧では物足りなくなってしまうのです。膣内射精障害がない男性の場合のオナニー時の握力が平均4.25kgであるのに対し、膣内射精障害がある男性の握力は10kgを超えていたという統計データも出ています。
また、AVなどで見られるAV女優の過剰な演技を見慣れてしまった男性が、「自分はAVほど女性を悦ばせられない」と劣等感や恐怖感をセックスに抱いてしまい、膣内射精障害になってしまうという見解もあります。

治療法はあるのか？

投薬による治療法があります。トラフニールという、交感神経を刺激する塩酸イプラミンが配合された薬剤の処方や、ネオスチグミンのくも膜下腔注入法、フィオスチグミンの皮下投与などが一般的な治療方法です。また、電気刺激による強制的な射精をうながす方法もあります。
しかし、一番の治療方法はオナニーの方法を見直すことでしょう。強い握力でペニスをしごかないことや、過激なAVを見ないようにするなど、自分で気をつけるだけでも効果があります。もちろん、投薬による治療と並行していくのもよいでしょう。いずれにせよ強い握力でのオナニーは、膣圧以上の刺激となるため、膣内射精障害はもちろんのこと、遅漏となってしまう可能性があるので改善した方がいいともいえます。

男性にとってオナニーは日常です。しかし、それによってセックスに障害が出てしまっては元も子もありません。もしかしたら・・・と身に覚えのある方は、一度自分のオナニー方法を見直してみてはいかがでしょうか？